【台湾 9日】 ベテランの人権保護運動家リンマイルス氏が死去

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社会人権運動家として台湾でも広く知られるリンマイルス氏は、8日の早朝、新北市のホスピスで死去した。72歳だった。中国名の梅心怡でも知られるマイルス氏はアメリカ人で、アスベストが主な原因と思われる中皮腫を患い、ここ数カ月間肺と腹の膜に出来たがんに苦しみ、6月8日の午前1時30分に息を引き取った。マイルス氏は、1962年に初めて中国語を勉強しに台湾に来ており、国立台湾大学教授の彭明敏氏や作家の李敖氏などと親交があった。蒋介石政権の打倒を求める宣言書を発表しようとして有罪宣告された2人の学生を1970年に助け、スウェーデンへの追放のための軟禁から解放し、国から逃れるのを助けた経緯もある。当時の台湾政府は、71年にマイルスを強制送還したが、1996年に台湾に戻ったので、政府は彼をブラックリストに載せていたという。

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