【フィリピン 28日】 ノースダコタ、アイオワからの鶏肉輸入を停止

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フィリピン農務省は、アメリカでの鳥インフルエンザ発生を受けて、アイオワとノースダコタから鶏肉全般の輸入を一時停止した。農務省のアルカラ長官は、フィリピン国内の養鶏業者の保護のため、国内での野生の鳥類の輸入も禁止すると命令。この輸入禁止措置には、食肉だけでなく、初生雛、卵、および精液も含まれる。アメリカでの鳥インフルエンザ発生の事実は、ジョン・クリフォード博士(米国農務省動植物衛生検査部の副管理者)が国際家畜感染病事務所に報告して発覚したもの。鳥インフルエンザは、愛玩鳥や野鳥と同様に鳥を生産しながら食物のいくつかの種に影響する感染力が強いウイルス性の病気である。
現在、アメリカで鳥インフルエンザの影響を受ける州は、アーカンソー、カリフォルニア、アイダホ、アイオワ、カンザス、ミネソタ、ミズーリ、モンタナ、ノースダコタ、オレゴン、サウスダコタ、ワシントン、およびウィスコンシンがあり、今後アイオワとノースダコタ以外でも鳥インフルエンザ感染の情報が入り次第、該当州からの鶏肉輸入は中断となる。マニラでは米国から4500万キロ以上の鶏肉(レッグ・クオーター)と1億1000万キロ以上の骨を処理された肉を毎年輸入しており、フィリピン全体としてはアメリカから親鳥を15万羽〜20万羽輸入しており、全輸入数の50%を占めるだけに、今後影響は広がることが必至となりそうだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存