【フィリピン 20日】 措置急ぐなと懸念

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19日、マニラのブロデリックパビロ司教補佐は、さらに問題を複雑化しないように、論議を呼んだバンガサモロ基本法(BBL)の草案の承認を急がせるような行為は議員に呼びかけないよう、ベニグノ・アキノ大統領に要望した。また、同時にパビロ司教補佐は、立法者によってマラカニアン宮殿(大統領官邸)がしっかりと話を聞き、熟慮されることを希望した。
バンガサモロ基本法とは、2014年9月に付託されたミンダナオを、イスラムテロ組織の脅威から平和へと導くための基本法であり、島民の5%といわれるイスラムミンダナオの自治区に制限または廃止を求めるものである。
「法とは、平和を達成するために必要だが、手段を選ばないというのではなく、将来より多くの問題を発生させないためのものであるべき」と、フィリピンの公共問題委員会にてカトリックの司教会議議長は語っている。また、BBLの熟慮を求めているフェルディナンド・マルコスJr.上院議員は、法案の可決のための「政治上の締め切り」を設定しないよう大統領官邸に申し出た。
これに対して大統領官邸は19日にもアキノ政権が草稿BBLを既に承認させるよう進めていたという噂を否定した。そして、上院と下院の両方が既にそして今も何カ月も論議を続けていると付け足した。
議会は、草稿法案の可決を6月までとしているが、その締め切りに間に合わせようとすることが、平和の実現に影を落とすことになリ、悪影響する恐れがある。

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