【フィリピン 11日】 政治的意思の欠如か 中国の領海拡大による安全保障問題

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政治的意思の不足と長期による安全保障無視の政策が、現在西フィリピン海に展開する領海拡大政策を許すことになってしまった、と先任の治安担当官は、10日、発言した。なおこの担当官は匿名を希望している。軍が他の優先事項とは別としてカラヤン諸島にて故フェルディナンド・マルコス大統領の政権下においては存在価値を見せつけることが出来たが、それがその後のフィリピンの領海全域において実現することが出来ず、ひいては現在のような緊張を促す状態に至ってしまった、と治安担当官は述べた。「現在の政府の治安担当官が前大統領政権下の計画と方針に受容的で敏感であったなら、私たちの海の安全は守られ、中国がここまで無理な進出をすることはなかったでしょう」と述べた。同担当官は、カラヤン諸島に7カ所も中国に占領されている地域があるが、フィリピン政府は何も対策をとろうとしなかったと苦言する。「これは派兵されたフィリピン軍が何もせずに眠っていたのではなく、軍を送り込むことなく放置した政府のやり方が問題だった」と続けた。
現在、中国は、以前に占領した7つの暗礁を7つの人工の小島に造成し、西フィリピン海が中国の攻撃的な領海であることを主張しさらにその範囲を広げようとしている。
「カラヤン諸島の状況はもう元には戻せないでしょう。とりあえずパトロールは続けるものの、中国のインフラ開発が完全に隠密的ではなく公に始まったらもう手が付けられなくなります」と、同担当官は語った。

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