馬総統、日本に「譲歩せず」=沖ノ鳥島周辺の漁船操業-台湾

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 【台北時事】台湾の馬英九総統は28日、日本最南端の沖ノ鳥島を改めて「岩」と主張し、周辺海域での台湾漁船の操業について「公海での漁業は基本的な権利であり、絶対に譲歩しない」と述べた。林永楽外交部長(外相)は29日に交流協会の沼田幹男台北事務所代表(大使に相当)を呼んで抗議する方針で、馬政権は台湾漁船の拿捕(だほ)を受けて対日姿勢を硬化させている。
 馬総統は海岸巡防署(海上保安庁に相当)に対して、台湾漁船を警護する船舶を派遣するよう指示を出した。夕刊紙の聯合晩報によると、新型巡視船2隻の出港準備が整っているという。
 沖ノ鳥島について、台湾当局はこれまで「国際法上の地位が未定」との立場を取り、漁業者に対して「できるだけ周辺海域に行かないように」と呼び掛けていた。しかし、25日に海上保安庁が台湾漁船を拿捕したのを機に「岩であり、島ではない。排他的経済水域(EEZ)を設定できない」との主張に転じた。 

時事通信 4月28日(木)

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