【フィリピン 25日】 有権者のデータを管理する選挙委員会の不安

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25日、5月9日の大統領選挙を2週間前に控えて、選挙委員会(COMELEC)はあらゆる種類の問題に対応している。特に問題となっているのが、我々有権者のデータ管理である。大統領選のキャンペーン期間の最後の2週間に入ると、COMELECは誰もが有権者登録データに記載されている名前を検索することができる新しいサイトのオンラインでのハッキング攻撃を受けた。ハッキンググループは、21日にソーシャルメディア上にて「フィリピン国民よ、我々はお前たちのデータを掌握している」と書き込まれた。ハッカーは3月27日に欧州委員会のウェブサイトにも侵入し、有権者登録レコードにアクセスすることができたと犯行を明らかにしている。データ侵害は、国民の信頼の裏切りを連想させ、COMELEC職員に対する信用の喪失につながる。すでに投票日が間近に迫っており、COMELECは対応に追われている。そんな中、137万人の有権者を有するイグレシアキリスト教会の動きが注目される。彼らは5500万の総投票人口の2.4%を占めており、同教会によって承認されたここ最近の3大統領候補であったベニグノ・アキノ3世、アロヨ、ジョセフ・エストラーダの各氏は全て選挙に当選している。ただし、同教会は現在分裂問題が浮上していることもあり、今回も同様の結果となるかどうかは不明だ。

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