【台湾 18日】 2016年の総統および議会選挙での6つの歴史的な記録

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17日、民主進歩党(DPP)の蔡英文氏が、台湾の民主主義の歴史の中で新総統に選出された。今回の2016年の総統および議会選挙に見られる6つの「初」がある。
1.初の女性総統
蔡氏は、韓国の朴槿恵大統領を含め、アジアでの女性の指導者に加わり、中華民国(台湾)として初の女性総統になった。蔡氏の前に、台湾で最も高い政府の位置を達成した女性は、2000年から2008年に台湾の副総統を務めていたアネット・ルー(呂秀蓮)氏である。
2. DPP初の立法大半議席確保
DPPは113の全議席の中で68議席を取ることによって初めて議会で絶対多数を獲得した。陳水扁氏が2000年に総統選に勝つために最初のDPP候補になったにもかかわらず、2001年から2004年までかなりの議席を持っていたものの、DPPは立法機関で絶対多数を保有することはなかった。
3.投票率が初めて70パーセント以下に低下
今回の総統選挙の投票率は、1996年に一般投票選挙が始まって以来最低の66.27パーセントだった。前回の2012年が74.38パーセントであり、今回の候補者や政党の人気のなさが数字として現れていると言える。
4.副総統候補が他の政党から
この選挙でDPPの副総統候補の陳建仁氏と国民党の副総統候補は、親民党宋楚瑜氏の副総統候補である徐欣瑩氏が新政党を立ち上げるまで、いずれの政党のメンバーでもなかった。
5.記録が総統のために設定
親民党の宋楚瑜氏は、台湾での過去6回の直接総統選挙で、他の候補者より勝りながら三度目の総統選も落選となった。同氏は2000年に投票数が勝者DPPの陳水扁氏にわずか2.46%ポイント下回り、2000年と2012年も落選している。
6.キャンペーンの途中で候補が変更
国民党の大物が候補者を選んだ際、2015年6月17日に総統候補として副立法報道官の洪秀柱氏を指名した。しかし、洪秀柱氏の立候補は4ヵ月後に朱立倫氏が指名候補となって変更され、国民党会長兼総統候補は朱立倫に決定し、党内の抵抗を巻き起こした。

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