【フィリピン 30日】 西フィリピン海における係争は中国対アメリカへ

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イージス駆逐艦を派遣したアメリカの展開は、中国の指導者に対応する多大な圧力となっていることを意味する。これは、アジアにおけるリーダーシップのための戦いである。過去数年にわたるためらいの後、米国は最終的に公然と駆逐艦を、中国が占領地と主張するエリアである12海里以内に展開し、西フィリピン海で中国の勝手な振る舞いに釘をさすことを決定した。過去2年間を通じて、中国は大きな抵抗に直面することなく、着々と島を構築し、南沙諸島全体に広大で必死な「砂の万里の長城」を作り上げた。最先端の技術を活用し、中国は人工的に、そしてすべての他の国に比べ20倍以上の土地を埋め立てた。中国はこれらの建設活動により、地域にその主権の主張を強化し、他の請求者に対して、力の論理、既得権で押し切る姿勢でいた。中国の埋め立て活動には、道徳的、法的な価値はない。ただし中国と、対抗する小さい近隣諸国との間の大きな非対称性を考えると、唯一米国は東アジアの海上支配のための北京の絶え間ない探求に挑戦する必要な手段を持っていると言える。そして、そのアジアの同盟国、特にフィリピンと日本の賛同に、オバマ政権は、最終的には地球上のコミュニケーションの最も重要なシーライン(海上交通路)のいずれかで砂の万里の長城に挑戦を始めた。表面的には、米国は単に南シナ海での航行の自由を確保するために、通常の業務を行っているにすぎない。しかし、中国の海洋主張はこれにとどまるものではなく、放っておけばさらに拡大することは容易だ。アメリカが直接、米中の緊張のリスクを増長し、ASEANは来月サミットにも、地域における中国の主権の主張に問題定義し、そうでない場合はアメリカと中国軍との間の潜在的な衝突する可能性も少なくない。

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