【台湾 30日】 台湾の書店が縮小化

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台湾の書店の数が過去10年間でほぼ3分の1減少しているという。原因は店舗の家賃の高さと読書の習慣が減少しているからだという。今年だけでも、台湾の象徴的な書店チェーンで台北101モールにあったシンガポールチェーンストアのページワンが店を閉めている。7月の時点で、台湾の書店の数は、10年前の約3,200店舗から2,200店舗に減少していると、財務省からの報告書には書かれてある。台湾の書籍販売業界は、3書店チェーンである、新學友書局とキングストン(金石堂)、誠品書店によって支配されており、全盛期にはそれぞれ50〜100店舗を有していた。しかし、キングストンは、創業30周年の今年8月に忠孝支店を閉鎖し、総店舗数は110店から40店に過去10年で減少した。誠品書店は新學友書局が原因の金融問題のために2011年に廃業店舗を増やしたが、ビジネスモデルを見直すことで、40店舗をどうにか維持している。書籍類のレンタル費用と電子読書の傾向が上昇する中、台北の中山区の重慶南路には16店の独立した書店が残っている。ここは一般にブックストリートとして知られ、一時は約300の独立した書店が数年前までは並んでいたが、ブックストリートの店舗を借りるコストが30万台湾ドルから50万台湾ドルに高騰し、逆に1冊の本の販売による利益は、100台湾ドル(約3米ドル)未満であり、経営は難しくなったという。書店業界に影響を与えるもう一つの要因は、学校の入学試験に重点を置いて図書館が多く利用されていることであり、また、忙しい社会人や学生のレジャーとしての読書が減少傾向にあることだという。

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