【フィリピン 6日】 なぜフィリピンはプラスチックの世界最大級の排出国なのか

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新しい研究によると無責任なゴミや運搬会社によって、フィリピンは世界トップクラスの海洋汚染国となっているという。フィリピンは東南アジアで最も高いゴミの回収率を誇っているが、それがまた海に漏れたプラスチックの世界最大の第三のソースにもなっている。国際組織である、オーシャン・コンサーバンシーとマッキンゼーセンターが、環境におけるプラスチック汚染に関する新たな報告書を出したが、ここに驚くべき矛盾が見える。10月1日に発表されたこの研究では、世界の海洋のプラスチック汚染の世界最大の排出国5カ国が挙げられている。それは中国、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムであり、調査によると、海に投棄されるすべてのプラスチックの半分以上がこの5カ国によって行われているという。これら5カ国の共通点は何が。それはすべて経済成長率が高く、貧困であり、生活の質の向上の恩恵を受けていることだ。しかし、この研究では、まだ相応の廃棄物管理が行われていない消費者向け製品の需要が爆発していることも問題だという。フィリピンは2015年2月調査で海へのプラスチック投棄のトップ3にランクされた。毎年の世界のプラスチック廃棄物270万トンの20%にあたる521000トンがフィリピンによるものだという。研究では、フィリピンから海に投棄されたプラスチックの74%が運送会社とゴミ収集車で収集されたごみから来ていることが分かっている。これは、プラスチックゴミの386000トンに値する。そして26%の135000トンが、収集されないごみから来ている。ゴミが収集されているのに投棄が多いという矛盾がここにある。地方政府関係者や環境団体へのインタビューをもとに、研究では、ゴミを収集場所(家庭、村の材料回収施設)からダンプサイトに搬送される間に、海への投棄が頻繁に発生していることが分かった。

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