【フィリピン 9日】 保健省が渋滞を回避して命を救う

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救急オートバイは、当初遠く離れた領域で救急車が行くことができない地方の緊急時対応として用意されていたが、渋滞による交通網が麻痺した場合の救命対策としても生かされると注目されている。運輸長官ジョセフ・エミリオ・アバヤ氏は、マニラ首都圏では交通渋滞がそこまで致命的ではないかもしれないが、緊急事態への対応として救急オートバイは必要であると強調した。実際にマニラにおいて、渋滞で救急車が遅れたというケースは何例も報告されている。保健部門は生活や交通を節約する方法を見つけられれば渋滞も減り、救急車が遅れることもなくなるというが、現実としてはまだまだそうはいかない。8日、保健省は、初めて2台が遠隔地用として開発されたが、交通渋滞時や他の救急車が出払っている場合など、救急車をサポートするシステムとして救急バイクをもっと活用していくべきだとした。救急バイクはサイドカーに担架を乗せ、また機器を使用してマイナーな手術を行うこともできるという。除細動器、酸素タンク、挿管キット、噴霧器、心電図機、緊急時の薬も常時搭載している。そして今後さらに台数を増やし、より広範囲に対応できる体制をとっていきたいという。

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