【フィリピン 4日】 今年のデング熱はこれまでに 55,000例に達する

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保健省は、 2015年1月1日から8月8日に記録されたデング熱の症例数が55079例に達したと発表した。これは、2014年の同じ期間の50462例よりも高い数字となっている。症例は特に、カラバルソン( 15.2% ) 、中部ルソン( 13% ) 、マニラ首都圏( 11.1% ) 、北ミンダナオ( 8.7% ) 、及びカガヤンバレー( 7.5% )が多いという。また保健省は1月から8月までのデング熱による死亡者が168人( 全症例の0.31パーセント)に達したとも述べている。ただしこれは2014年の217人の死亡よりも低い。デング熱は、世界の熱帯や亜熱帯の国では一般的な疾患であり、ヤブカ蚊に刺されて感染する。デング熱は、潜在的に致命的であり、主に子供たちには影響が大きい。またフィリピンは近年で最高のデング熱発生率を報告した西大平洋における4ヶ国の一つであり、これらの国々では、現在デング熱ワクチンに期待がかけられている。 昨年保健省は、ワクチンは2015年7月には予防接種プログラムが始まると発表していたが、ワクチンを担当する製薬会社が製品の登録でまだ進行中であり、遅れている。また、別件ではあるが、マニラ首都圏の355500世帯では今年9月に断水になる可能性が高く、これを機にボウフラの繁殖地となる水源を徹底的に管理し、蚊の発生を極力抑えたいとしている。

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