【フィリピン 1日】 HIVに対する差別とは

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マニラのリッキー・レジェスヘアサロンで10年間働いていたニコス・ルネ氏は、HIVを取り巻く社会的不名誉な状態を止めるため、自ら名乗り出たという。リッキーのヘアカラーサロンでこの店の中心的従業員として活躍していたルネ氏は、店の経営状況を維持するため、半ば経営者的任務もこなす立派な従業員だった。しかし、HIV陽性反応と診断されたルネ氏は、リッキー·レジェスサロンチェーンのオーナーから解雇を言い渡され、ルネ氏は2014年3月に出願全国労働委員会に陳述書を提出したという。1日現在、ルネ氏は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)陽性であり、この検査結果に対し、彼を解雇したサロンのオーナーは間違っていると訴えている。そして本件を公表したことについて、ルネ氏は、十分な理由もなく解雇することは不当であり、こうした不当な状態を回避するには誰かが公の場に出なければ解決されないとし、実名公開を踏み切ったという。HIVは病気ではあるが、それ自体罪ではないと語るルネ氏。HIV患者が2008年では1日1名の割で発生していたのに対し、2015年ではそれが15名と大きくなっているフィリピンだけに、このルネ氏の告発は今後波紋を広げそうだ。

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