【フィリピン 29日】 フィリピン、国連訴訟より前に南沙諸島での滑走路建設阻止に乗り出す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フィリピン政府は、中国と係争中の西フィリピン海の地域において、現状を保つことの原則を支持するとして、中国が建設中の滑走路などを中止させると発表した。これは、中国の強引な主張に対抗して、ハーグ条約(オランダのハーグで行われたハーグ国際私法会議において締結された国際私法条約の総称)に則って、訴訟を起こしているが、フィリピンはこの訴訟の判断を待たずに、滑走路の建設を中止させると発表したもの。大統領報道官が28日に述べた。建設作業は中国が行ってはいるが、フィリピンは給水路を断ち、実質的に工事が出来ない状態を作ったものとみられる。大統領報道官は、さらに、これは我々が国連の裁判所で調停ケースを提出したルールに基づいた外交的なアプローチによる戦略の一部であると、付け加えている。それでも中国は、ほぼすべての南沙諸島と西フィリピン海の主権を主張したままであり、その近隣の海岸に近い領域は、フィリピンだけでなく、ブルネイ、マレーシア、ベトナム、台湾まで領海問題は広がっている。2013年にフィリピンは、ハーグ条約を通して、中国の主張は無効であり国際法に違反していると宣言するよう求めている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存